今回は男性の腰痛についてです。
前回は女性の腰痛の要因として多い姿勢に関してお話ししましたが、
男性、特に40代以降の男性に多い姿勢の乱れをお話ししようと思います。
先ずは下の写真を見てください。
この様な姿勢になっていませんか?分かりやすいようにちょっとやり過ぎた感もありますが(汗)
もちろん、女性編で説明した〝反り腰〟〝スウェーバック〟になっている男性も居ますが、
この写真のような〝スウェーバック〟になっている方が多いように思います。
女性型のスウェーバックと大きく違うのは、骨盤が後傾してしまっている点です。
人の骨格は、骨盤が軽く前傾することで正しい背骨のアライメントが形成されます。
男性の骨盤が後傾しやすい要因として
・がに股になりがち
・立ち小便をする
・お腹についたお肉の重さをお尻と腰で持つ
他にも理由はありますが、主な理由としてはこのような要因かと思います。
先ほども言いましたが、本来骨盤は軽く前傾しています。それが後傾をしてしまっているという事は、
腰が逆方向に曲げられてしまっている事になります。肘や膝関節に置き換えて考えれば、
いかに関節に負担がかかっているか想像してもらえるかと思います。
ハムストリングスの柔軟性の欠如だったり、脊柱起立筋群(背筋)の筋力低下だったり、
腸腰筋の筋力低下だったり…etc
年齢や普段の生活によって、筋肉は柔軟性を失ったり、筋力が低下したりしてしまいます。
腰痛に限らず年齢の衰えを少なくするために、普段から身体のメンテナンスを行えると良いですね。
当院では施術によるメンテナンスはもちろんですが、普段からご自身でできるワンポイントアドバイスを
お一人お一人に合わせてご提供しています。
腰痛をはじめとしたお身体の悩みがある方、一度白亜整体療術院にご相談ください。
白亜整体療術院 山田泰裕.
2024.11.14