
皆さんは腕をスッと真上に上げられますか?
肩甲骨のケアばかりしていませんか?
腕を上げる行為は、胸郭が動くことでしっかりと上に上がります。
胸郭とは、あばら骨から背中にかけての部分で
胸周りの事を指します。
胸郭の働きは非常に重要ですので、後日深堀して話そうと思います。

話は戻りまして、腕をスッと上げることはできましたか?
この胸郭の動きが固くなってしまうと、肩首周りの筋肉が正常に機能せず
猫背や肩こり、四十肩五十肩などの症状を引き起こす可能性があります。
あばら骨が拡がらないことで、呼吸をつかさどる横隔膜の働きも弱くなってしまいます。
その為呼吸が浅くなり、自律神経の働きが弱くなったりしてしまいます。
手を上に上げて行う球技(野球やテニス、バレーボール等)では、
腕の骨と鎖骨、肩甲骨の間に筋肉が挟まってしまい肩の故障に繋がってしまうことが非常に多いです。
デスクワークや何かとストレスのかかる日常生活において、胸郭を大きく動かす事が少なくなっているのではないでしょうか。
学生におかれましても、長時間のスマホやタブレットの使用などで
数年前よりも、胸郭の柔軟性が乏しくなってしまっている子達が多いように思います。
お世話になっているお客様方も、肩甲骨だけではなく
胸郭周りをしっかり施術する事で、身体の不調が改善された方が多くいらっしゃいます。
猫背や肩こり、肩痛でお悩みの方、原因は胸郭かもしれませんよ?
白亜整体療術院院長 山田泰裕.






