喜怒哀楽

皆さんは感情コントロールを上手に出来ていますか?
東洋医学では、人の感情が身体に深く影響を及ぼすと考えられています。
皆さんが人の感情として先ず思い浮かべるのが『喜怒哀楽』かなと思います。
東洋医学の考え方としては5つの感情に分かれているのですが、
今回は喜怒哀楽の4つをあてはめてお伝えします。
厳密にいうと臓器(内臓)とは異なるのですが、話が難しくなってしまうので
今回は臓器として話を進めていきたいと思います。


喜びは心臓です。
喜びを得ることで心を安定させて、血液の循環を促進させます。
喜びが不足すると、うつ状態や無気力につながります。

怒りは肝臓です。
適度な怒りは、エネルギーを活性化させて決断力を高めたり、精神的なストレスを軽減します。
ただし、過剰な怒りは肝臓に負担をかけて消化不良やストレス性の疾患を引き起こします。

哀しみはです。
適度な悲しみは、気持ちを落ち着かせて心を浄化します。
あまりに深い悲しみや長引く悲しみは、免疫力の低下や呼吸器の不調を引き起こします。

楽しみは脾臓です。
楽しさは消化器官を助けて、食欲や栄養の吸収を促進します。
楽しみが少ないと、むくみやだるさが生じやすくなります。

いかがでしょうか。今回は簡潔にまとめてみましたが、このように人の感情と臓器は
密接に関係しています。
もちろん、感情の起伏を少なく穏やかに過ごすことはもちろんなのですが、怒りや悲しみといった
一見マイナスな感情に思われる感情も、不足することで弊害が起きてしまいます。

『喜怒哀楽』それぞれの感情と上手く付き合って、健康的な生活を送ってください。
白亜整体療術院院長 山田泰裕.

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