いつも読んで頂きありがとうございます。
最近運動不足だなぁ~とか、足腰が弱ってきたなぁ~とか、ダイエットしないとなぁ~とか…
そう思った時、皆さんは何をやり始めようとしますか?
〝ウォーキング〟を選択する方は多いのではないでしょうか。
ウォーキングをすると筋肉が適度に収縮し、血行が促進される事で血圧が下がったり、内科的数値が改善されるかと思います。
お金をかけずに健康増進に繋がるウォーキングは、手軽に始める運動として非常に優れていると思います。
そんなウォーキングの落とし穴を、今回はお話ししようと思います。
お客様との会話の中でよくある話なのですが
①歩き始めて数か月後に膝が痛くなった
②歩いているから足腰には自信があったのだけど…
③歩いているのに痩せなくなった
こんな話をよく聞きます。
①ウォーキング後のクーリングダウンをしていますか?筋肉は使えば疲労します。
たかがウォーキングと思わずに、しっかりとストレッチ等の整理体操を行ってください。
極端なことを言えば、ウォーキングにおいては準備運動はやらずとも、整理体操は必ず行って下さい。
②ウォーキングは筋トレではありません。足腰を丈夫にするには筋肉を鍛えなければならないのですが、
筋肉を鍛えるにあたって過負荷の原理というものがありまして、日常的にかかる負荷よりも大きな負荷をあたえなければいけません。残念ながらウォーキングはこの原理から外れてしまうので、足腰を鍛えることにはならないのです。
③ウォーキングの消費カロリーは1時間歩いて200cal前後になります。もちろん年齢や体重によって数値は変わるのですが、皆さんが感じているよりも消費カロリーは少ないのではないかと思います。汗の量と減量は全く別の話であることを、ぜひこの機会にご理解ください。ダイエットに関しては、それだけで長い話になってしますので、また別の機会にしっかりとお話しようと思います。
今回はざっくりですが、手軽に始められるウォーキングの落とし穴について書いてみました。
決してウォーキングを否定しているわけではありません。むしろ運動不足なお客様には推奨しています。
そんなウォーキングがゆえに正しい認識を身に付けていただきたいなと思い、見落としがちなネガティブ要素をお話ししました。
お世話になる皆様には正しい知識を身につけて、目的に応じた正しい運動やトレーニングを選択して頂きたいと思います。
白亜整体療術院院長 山田泰裕.